25日の株式相場見通し=反落、米株安で利益確定売り誘発

市況
2022年7月25日 8時00分

25日の東京株式市場は、主力株を中心に利益確定の動きが広がり日経平均株価は8日ぶりに反落となりそうだ。前週末の欧州株市場はドイツ、フランス、英国など主要国の株価指数が揃って上昇したものの、米国時間では流れが変わり、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに売りに押される展開となった。ハイテク株の下げが目立ったことでナスダック指数の下げは1.9%に達している。SNSのスナップ<SNAP>が前日比40%近い暴落を示し、ソーシャルメディア関連銘柄全般に売りが広がり、全体指数を押し下げる格好となった。これを受けて東京市場でもリスク回避ムードが高まりそうだ。日経平均はここ戻り足が続き、前日までの7営業日で1500円以上の上昇を示していたこともあり、きょうは幅広く目先利益確定の売りに押される展開が想定される。米長期金利の急低下を背景に外国為替市場で足もと円を買い戻す動きが顕著となり、一時1ドル=136円台を割り込む水準までドル安・円高に振れたことも輸出セクターにネガティブな影響を与えやすい。

22日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比137ドル61セント安の3万1899ドル29セントと4日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同225.497ポイント安の1万1834.112だった。

日程面では、きょうは6月の外食売上高、6月の全国百貨店売上高など。海外では7月の独Ifo企業景況感指数など。

出所:MINKABU PRESS

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