ダウ平均は反発　今週は重要イベントが目白押し＝米国株序盤

NY株式25日（NY時間09:58）

ダウ平均　　　32010.89（+111.60　+0.35%）

ナスダック　　　11822.47（-11.64　-0.10%）

CME日経平均先物　27745（大証終比：+45　+0.16%）

きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は反発して始まっている。今週は重要イベントが目白押しでＦＯＭＣやＩＴ・ハイテクなど主要企業の決算が予定されている。特にＩＴ株に関しては、先週のスナップ<SNAP>の失望的な決算で広告収入の行方が警戒されている。

一方、ＦＯＭＣについては過去４０年間で最も高いインフレに直面する中、ＦＲＢは積極引き締めに動いており、今回も前回同様に０．７５％ポイントの利上げの見方が強い。市場では利上げによるリセッション（景気後退）への懸念も強まる中、市場は動向を注目している。市場からは、今回はＦＯＭＣメンバーの金利見通しや経済予測の発表が無く、パウエルＦＲＢ議長の会見が手掛かりとなるが、ＦＲＢが９月も０．７５％ポイントの利上げに傾いているかどうかヒントを探る展開になるとの声も出ている。

また、第２四半期の米ＧＤＰ速報値も発表される。市場ではプラス成長が予想されているが、一部からは第１四半期同様にマイナス成長との見方も出ている。その場合、テクニカル的な景気後退に陥ることになり警戒されている模様。

アップル<AAPL>　153.74（-0.35　-0.23%）

マイクロソフト<MSFT>　258.21（-2.15　-0.83%）

アマゾン<AMZN>　123.04（+0.62　+0.50%）

アルファベットC<GOOG>　110.00（+1.64　+1.51%）

テスラ<TSLA>　816.20（-0.53　-0.06%）

メタ・プラットフォームズ<META>　169.72（+0.45　+0.27%）

ＡＭＤ<AMD>　87.06（-1.04　-1.18%）

エヌビディア<NVDA>　170.13（-3.06　-1.77%）

ツイッター<TWTR>　39.26（-0.58　-1.46%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美