ウォルマートが下落 利益見通しを下方修正=米国株個別

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2022年7月26日 22時52分

ウォルマート<WMT>が下落。前日引け後に5-7月期(第2四半期)と2023年度通期の見通しを公表し、見通しを下方修正した。第2四半期および通期の営業利益は、それぞれ13-14%、11-13%の減少を予想。調整後1株利益はそれぞれ8-9%、11-13%の減少を見込んだ。従来は約1%減少を予想。2月には小幅な増益を予測していた。一方、インフレにより売上高は増加を見込んでいる。食料品やエネルギーのインフレが消費に影響を及ぼしている。

マクミランCEOは「われわれは現在、下半期の一般商品への圧力を予想しているが、学用品のスタートは心強いかった」と述べた。なお、米既存店売上高は約6%を見込んでいる。

米国の消費者が旺盛な消費習慣を維持できるかどうか、新たな疑問が投げかけられている。消費者がインフレ高騰により高額商品を敬遠し、利幅の小さい食料品の購入に集中している。小売り大手の利益見通しの引き下げが相次いでおり、消費者の購入意欲がますます衰えている商品について、業者は在庫整理が必要となっている。アパレルなどの商品は値引きを余儀なくされているという。

(NY時間09:38)

ウォルマート<WMT> 121.66(-10.36 -7.85%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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