太平洋工が大幅続落、23年3月期営業利益予想を一転減益予想へ下方修正
太平洋工業<7250>が大幅続落している。27日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を125億円から105億円(前期比2.4%減)へ、純利益を100億円から95億円(同3.1%減)へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。
売上高は1780億円(同8.2%増)の従来見通しを据え置いたものの、主要顧客の自動車生産で上期にコロナ感染対策や部材不足などで一時的な稼働停止が発生したことに加えて、エネルギーや原材料価格の高騰などが利益を圧迫する。
第1四半期決算は、売上高444億6800万円(前年同期比7.1%増)、営業利益16億6200万円(同50.6%減)、純利益29億900万円(同0.7%増)だった。