エリアリンク---2Qは2ケタ増益、ストレージ事業が順調に推移

材料
2022年7月28日 11時04分

エリアリンク<8914>は27日、2022年12月期第2四半期(22年1月-6月)決算を発表した。売上高は前年同期比1.3%減の106.11億円、営業利益は同15.2%増の19.26億円、経常利益は同19.0%増の19.84億円、四半期純利益は同16.8%増の15.92億円となった。

ストレージ事業の売上高は前年同期比3.7%増の81.61億円、営業利益は同20.3%増の19.74億円となった。ストレージ運用については、増収増益を継続している。トランクルームのブランド「ハローストレージ」の契約獲得が順調に推移し、業績に大きく寄与した。当第2四半期末時点での稼働率は、前年同期末比4.17ポイント増の87.56%となった。新規出店については、2022年の新規出店計画室数2,300室に対して、当第2四半期末時点で1,161室の出店となり、順調に推移している。出店方針を掲げている木造小型の建物型ストレージ「ストレージミニ」の出店が着実に進み、当第2四半期末時点で8店舗を出店した。屋外コンテナ型についても、小型物件を全国各地に展開する方針のもと、出店活動を進めてきたが毎年定期的に閉店が発生し、当第2四半期末時点での総室数は前年同期末比179室減の97,657室となった。一方で、ストレージ流動化におけるストレージの受注・販売については、「ストレージミニ」3件の販売及びコンテナ受注1件を計上した。当第2四半期においては、前年同期の受注・販売金額を下回り、減収となった。

土地権利整備事業の売上高は前年同期比19.9%減の17.58億円、営業利益は同6.1%減の3.63億円となった。仕入れについては、良質物件の仕入に注力し、底地在庫額は前期末比5.78億円増加し、30.95億円となった。

その他運用サービス事業の売上高は前年同期比0.0%増の6.91億円、営業利益は同1.5%減の1.90億円となった。アセット事業は、高い稼働率を維持していることで前年並みの業績となった。オフィス事業は、2021年4月に新規オープンした物件の稼働が順調に推移し、業績に寄与し増収増益となった。一方で、2021年3月まで運営していたパーキング事業の事業譲渡による撤退の影響で、全体の売上高は微増、営業利益は減益となった。

2022年12月期通期については、売上高は前期比0.1%増の206.00億円、営業利益は同19.6%増の36.40億円、経常利益は同22.0%増の36.70億円、当期純利益は同15.7%減の26.75億円とする7月25日に上方修正した業績予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.