橋本総業ホールディングス---1Q増収、全てのセグメントで売上高が順調に推移

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2022年7月29日 11時42分

橋本総業ホールディングス<7570>は28日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.9%増の328.86億円、営業利益が同15.5%増の4.15億円、経常利益が同7.1%増の7.00億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同39.8%減の4.91億円となった。

管材類の売上高は前年同期比3.8%増の95.10億円となった。主に金属管材類を中心とした建築設備商品の需要が減少した一方で、原料価格の高騰等による影響から商品価格の値上げが相次いだことに伴い、価格改定を実施したこと、また、新築住宅及びリフォーム需要が回復したことにより、樹脂管材類の需要が増加した。

衛生陶器・金具類の売上高は前年同期比2.4%増の95.41億円となった。主に新型コロナウイルス感染症による海外のサプライチェーンの影響に伴い、温水暖房便座、一体型便器等の供給量に制限を受け、販売台数が低迷した一方で、新築住宅及びリフォーム需要が増加した。

住宅設備機器類の売上高は前年同期比18.2%増の62.92億円となった。主に昨年同時期は新型コロナウイルス感染症の影響により、商品の供給量に制限があったが、今年度は給湯器類を中心に商品の供給量が大幅に増加し、好調に推移した。

空調・ポンプの売上高は前年同期比3.2%増の71.11億円となった。主に昨年同時期は新型コロナウイルス感染症の影響により、空調機器類の供給量に制限があったが、今年度は、供給量が増加したこと、また、例年よりも早い梅雨明けの影響等により換気、空調機器類の需要が大幅に伸長した。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の1,450.00億円、営業利益が同11.8%増の28.00億円、経常利益が同8.1%増の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.8%増の25.00億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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