三和HDが後場カイ気配スタート、23年3月期業績及び配当予想を上方修正
三和ホールディングス<5929>が後場カイ気配スタートとなっている。午前11時30分ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を5180億円から5450億円(前期比16.2%増)へ、営業利益を390億円から450億円(同26.8%増)へ、純利益を250億円から280億円(同22.6%増)へ上方修正し、あわせて中間22円・期末23円の年45円としていた配当予想を中間・期末各25円の年50円に引き上げたことが好感されている。
直近の為替相場の動向を勘案し、想定為替レートを1ドル=115円から125円へ、1ユーロ=125円から135円へ見直したことに加えて、サプライチェーン問題の改善により、米国事業が計画を上回る見通しであることが要因としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1189億5700万円(前年同期比19.9%増)、営業利益48億8000万円(同30.5%増)、純利益25億7500万円(同6.5%増)だった。国内でビルマンションドアが好調だったほか、米国でガレージドアや商業用ドア・シャッターなどが伸長した。