オプテクスGが大幅安、上期業績は計画上振れ着地も利益確定売り
オプテックスグループ<6914>が大幅安。28日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)の連結業績について、売上高が261億円から272億4100万円(前年同期比19.7%増)へ、営業利益が28億5000万円から35億9000万円(同42.5%増)へ、純利益が21億5000万円から31億2000万円(同62.4%増)へ上振れて着地したようだと発表したが、株価は前日に年初来高値を更新したこともあり、材料出尽くし感から利益確定売りに押されているようだ。
主力のSS(センシングソリューション)事業の欧米向けやIA(インダストリアルオートメーション)事業のアジア向け販売が予想を上回る水準で推移した。また、高収益製品の販売が好調に推移したことや為替の影響も利益を押し上げた。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高530億円(前期比15.6%増)、営業利益60億円(同29.6%増)、純利益46億円(同22.3%増)の従来見通しを据え置いている。