ALSOKが下げ幅を拡大、前年のオリンピック関連売り上げの反動減で第1四半期営業利益は26%減
ALSOK<2331>が下げ幅を拡大している。午後2時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1140億800万円(前年同期比2.6%減)、営業利益71億8200万円(同26.4%減)、純利益44億5400万円(同27.0%減)と減収減益となったことが嫌気されている。
前年のオリンピック関連売り上げの反動減の影響などで主力のセキュリティー事業や綜合管理・防災事業が落ち込んだ。また、システム関連費用の増加も利益を圧迫した。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高5100億円(前期比4.3%増)、営業利益453億円(同5.7%増)、純利益299億円(同3.2%増)の従来見通しを据え置いている。