東京株式(前引け)=反発、NYダウ大幅安も円安追い風

市況
2022年8月3日 11時47分

3日前引けの日経平均株価は前営業日比146円24銭高の2万7740円97銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億1279万株、売買代金概算は1兆5019億円。値上がり銘柄数は591、対して値下がり銘柄数は1156、変わらずは91銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方から主力株中心に広範囲に買いが優勢の展開となり、日経平均株価は反発に転じた。前日の米国株市場では米中関係の悪化や金融引き締め懸念でNYダウは400ドルあまりの下げとなったものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数、S&P500指数の下げは小幅にとどまった。そのため、リスク回避目的の売りは東京市場に波及しなかった。一方、外国為替市場では米長期金利の急上昇を背景にドルが買い戻され、大幅なドル高・円安に振れていることも輸出セクター中心に追い風材料となっている。

個別ではレーザーテック<6920>が群を抜く売買代金をこなし上昇、ファーストリテイリング<9983>も活況商いのなか水準を切り上げた。日本郵船<9101>など海運株が堅調、ダイキン工業<6367>も買いを集めた。サンリオ<8136>の上げ足も目を引く。イリソ電子工業<6908>が値上がり率トップに買われ、IMAGICA GROUP<6879>も急騰した。半面、任天堂<7974>が売りに押され、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも値を下げた。AGC<5201>が下落、ユー・エス・エス<4732>、ケーズホールディングス<8282>などが大幅安。FOOD & LIFE COMPANIES<3563>の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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