【クラウドファンディング】“オトク情報”集めた広告サービス「なうモール」のワールドオブザマーキュリー、8月7日募集開始
ニュースレターなどの情報配信サービスを提供するワールドオブザマーキュリー株式会社(東京都台東区)が、インターネット広告サービス「なうモール」の事業開始に向けて、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは2022年8月7日10時開始で、目標募集額1702万8000円、上限応募額4999万5000円。
・ | 普通株式型 |
・ | エンジェル税制あり、優遇措置B |
・ | 類似上場企業:フリークアウト・ホールディングス、アイモバイル、イーエムネットジャパン、ログリー、AViC |
消費者と広告のミスマッチという現状
(出典:FUNDINNO)
同社は、日本におけるインターネット広告媒体費が2021年に約2兆1571億円となり、2022年には約2兆4811億円まで成長することが見込まれる一方、広告に嫌悪感を抱いている人が少なくない現状に着目。「消費者は、自分自身に必要のない広告が希望しないタイミングで表示されることで、その広告をクリックしたくなくなっている」と分析します。
一方、広告主(企業)としては、自社広告へのアクセスを通じて売り上げ拡大を図ることが重要であるにもかかわらず、消費者と企業の広告が適切にマッチングされていないことがインターネット広告業界の課題の一つであると、同社は考えています。
「なうモール」は企業のインターネット広告の中でも、「今だけのキャンペーン」「期間限定イベント」など、旬の広告のみを集めたWebメディアで、「今だけのオトクな情報」を自ら探しにきた見込み客が直接、企業の広告へ流入する仕組み。すでに、役員名義でビジネスモデル特許も申請しているといいます。
「なうモール」の主な収益軸は「クリック課金」で、1クリックにつき10円(税別)を課金し、月ごとに事業者から支払いを受けるシンプルなビジネスモデル。クリック課金以外に料金が発生することは原則なく、手数料も不要です。
「なうモール」のローンチは2023年後半を予定しており、「まずは地上波キー局のテレビ番組を中心としたメディア上でのPR活動に注力し、将来的には海外展開を視野に、消費者が日常的に利用する情報プラットフォームとして認知を広げたい」としています。
新たな広告プラットフォームを目指す
(出典:FUNDINNO)
同社は「なうモール」について、「店舗や企業が発信する『今だけのオトクな情報』をまとめて、(消費者が)自分好みに整理整頓された状態で閲覧できるようにしたい」考え。消費者が「なうモール」に掲載された広告をクリックし、各社の公式サイトやSNSに移動して、商品やサービスなどの詳細情報を確認するという動線で、企業にとっては「少ない予算でも、効率的な集客が可能になる」メリットがあるとしています。
「なうモール」の広告表示のロジックは新着順に特化しつつも、ジャンルやエリアなどの絞り込みや並べ替えの機能も実装し、「今だけのオトクな情報」をピンポイントにキャッチできる設計を予定。広告や公式サイト、SNSを、より多くの見込み客、ユーザーに見てもらうための新たな広告プラットフォームを目指します。
なお、Webサービスとしてローンチした後、スマホアプリでの展開も予定しています。
今後の成長に向けて
ワールドオブザマーキュリーは今後の成長に向けて、以下のビジョンを掲げています。
(1)2023年後半のローンチを目指し、地上波キー局テレビ番組を軸にしたPR戦略で認知を拡大
ローンチ段階では、チェーン店など約120事業者の利用を予定しています。2024年からはメディアキャラバンも開始する予定で、情報番組やビジネス番組を中心にテレビ番組でのPR活動を大々的に行い、事業者だけではなく、消費者の認知も拡大したいと考えています。
(2)英語版ローンチで、約15億人の英語圏市場での展開を目指す
国内での「なうモール」ローンチ後、英語版の開発に着手する計画です。「なうモール」の英語圏市場は国内の10倍以上を見込んでおり、英語版は海外市場と、日本国内での訪日外国人向けの2方向展開を想定しています。
(3)誰もが公平に情報を発信・受け取れる世界を目指す
特定の企業の情報だけが大量に発信され、情報収集にたけた一部の人だけが貴重な情報、オトクな情報にアクセスできるという状況は問題であると捉えています。「なうモール」は、さまざまな企業の「今だけのオトクな情報」が老若男女、誰でも簡単に得られるサービスを目指します。
(4)将来的なEXITはIPOを想定
実績 予測
億円(出典:FUNDINNO)
※「なうモール」事業の売り上げ計画には、英語版による売り上げは含まない。
(5)2028年までに「なうモール」年間利用者数250万人を目指す
実績 予測
万人(出典:FUNDINNO)
※「なうモール」利用者数計画には、英語版による利用者数は含まない。
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・フリークアウト・ホールディングス <6094> [東証G]
・アイモバイル <6535> [東証P]
・イーエムネットジャパン <7036> [東証G]
・ログリー <6579> [東証G]
・AViC <9554> [東証G]
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号、住所、資本金等
ワールドオブザマーキュリー株式会社
東京都台東区浅草橋五丁目8番11号大富ビル2F
資本金:3,000,000円(2022年7月25日現在)
発行済株式総数:3,000株(同)
発行可能株式総数:200,000株
設立日:2014年10月8日
決算日:9月30日
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 清水恭子
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 1,515株
■募集株式の払込金額
1株あたり 33,000円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1,702万円を以下の目的に充てる予定
なうモール開発費 1,328万円
手数料 374万円
・上限応募額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額3,296万円(目標募集額1,702万円と上限応募額4,995万円との差額)を以下の目的に充てる予定
なうモール開発費 1,200万円
広告宣伝費 1,371万円
手数料 725万円
■投資金額のコース、株数
99,000円コース(3株)
198,000円コース(6株)
297,000円コース(9株)
396,000円コース(12株)
495,000円コース(15株)
■申込期間
2022年8月7日~2022年8月13日
■目標募集額
17,028,000円(上限応募額 49,995,000円)
■払込期日
2022年9月5日
■連絡先
ワールドオブザマーキュリー株式会社
電話番号:03-6403-5911
メールアドレス:hello@kerukeion.com
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
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