来週の為替相場見通し=米7月CPIなど注目

通貨
2022年8月5日 17時42分

来週のドル円相場は、7月の米消費者物価指数(CPI)の結果などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=131円50銭~135円00銭。

今後の米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースを占ううえで、今晩に発表される米7月雇用統計と10日に発表される米7月CPIが注目される。特にCPIコア指数(食品とエネルギーを除く)への関心が高く、前年同月に比べた上昇率が6月の5.9%を上回る結果となれば、9月に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げを見込んだドル買いが入りやすい。ただ、FRBの積極的な金融引き締めが当面続くとの見方を背景に、米景気への影響を懸念して米長期金利が低下する可能性もあり、その場合は日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが想定される。このほかの経済指標では、10日に7月の中国CPI、11日に7月の米卸売物価指数(PPI)と米新規失業保険申請件数、12日に6月のユーロ圏鉱工業生産と8月の米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)の発表が予定されている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.