スペースマがS安ウリ気配、今期一転営業赤字に
スペースマーケット<4487>がストップ安ウリ気配。10日の取引終了後、22年12月期連結業績予想の下方修正を発表。営業損益を1億9300万円の赤字(前期5900万円の黒字)とし、従来予想のレンジ(3400万~6000万円)から一転赤字の見通しとしたことが嫌気されているようだ。
売上高も15億~15億8000万円から11億6500万円(前期比5.2%減)へ引き下げた。利用スペース数は堅調に推移しているものの、プラットフォーム上の1名利用の構成割合が増加し、スペースあたりのGMV(プラットフォーム利用金額の総額)が大きく低下したことなどが要因。
同時に発表した上期の連結決算は、売上高が5億7100万円(前年同期単独5億300万円)、営業損益が8400万円の赤字(同2800万円の黒字)だった。