外為サマリー:一時1ドル132円90銭台に軟化、市場参加者少なく手控えムード
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=133円03銭前後と前週末の午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高となっている。
12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円42銭前後と前日に比べて40銭程度のドル高・円安で取引を終えた。週半ばにかけてドル安・円高が進んだ反動から持ち高調整のドル買い・円売りが入りやすく、一時133円89銭まで上伸した。
ただ、前週末に発表された7月の米輸入物価指数が市場予想を下回るなど、インフレのピークアウト観測から米長期金利の上昇が一服しており、ドルを一段と買い上がる勢いには乏しい状況。この日の東京市場はお盆休み中の市場参加者が多いことから手控えムードが広がりやすく、午前9時50分ごろには132円91銭まで押される場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0266ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=136円58銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。