【クラウドファンディング】パキスタン人エンジニアを日本へ 人材サイト運営のプロファウンドヴィジョン、8月17日募集開始
HR(ヒューマンリソース)領域のシステム開発を手掛けるプロファウンドヴィジョン株式会社(東京都世田谷区)が、パキスタン出身エンジニアと日本企業をマッチングするIT人材紹介サイト「FiTE」のローンチに向けて、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは8月17日19時30分開始を予定しています。
・ | 普通株式型 |
・ | 目標募集額1000万円、上限応募額4000万円 |
・ | 事業会社/CVC出資実績あり |
・ | エンジェル出資実績あり |
・ | エンジェル税制あり、優遇措置A |
・ | 類似上場企業:Branding Engineer、i-plug、 ハウテレビジョン、アトラエ、ギークス |
パキスタンは「次世代のIT大国になる」
(出典:FUNDINNO)
プロファウンドヴィジョンは、経済産業省が「2030年までに、わが国のIT人材は約45万人、最大約79万人不足する」と指摘する深刻なIT人材不足を解消すべく、事業を推進しています。
「FiTE」は、パキスタンの大学や大手人材紹介エージェント企業と提携し、現地大学やエージェントが保有するエンジニアリストを登録してもらうことで、パキスタン出身エンジニアと日本企業の適切なマッチングを目指すサービスで、10月に幕張で開催される「Japan IT Week」でのローンチを目指しています。
同社はパキスタンについて、大半の大学でSTEM(科学・技術・工学・数学)教育が充実しており、また、TOEICの平均点が741点で世界上位10カ国に入る(TOEICテスト「Worldwide Report 2013」)など高い英語能力を有していることに着目。さらに毎年、多くのエンジニアを輩出し、国内ではICT企業約5000社が活動していることから、「次世代のIT大国になる可能性が高い」と捉えています。
また、日本とパキスタンは2019年、「特定技能に係る協力覚書」を締結しており、今後、日本語教育の推進や日本企業の受け入れ体制の充実化が進むことで、自社の事業も加速していくと予想しています。
AI搭載、高精度なマッチングを実現
(出典:FUNDINNO)
同社によると、「FiTE」には以下の強みがあります。
(1)ニーズに最適な人材を高精度でマッチング
独自に設計・開発したAI(人工知能)を搭載しており、海外の人材と日本企業の求人情報を自動翻訳し、さらに、AIで相関度を指数化して、スコアの高い候補者を提示します。
(2)人間性まで評価して、信頼できる人材を紹介
現地法人が候補者の履歴を綿密に調査し、面接の録画データをAIが分析して人物像を評価することで、日本の企業風土に適合する、信頼できる人材の紹介を実現します。
(3)入国手続きから、活躍できるまでをサポート
入国審査や在留資格取得に必要な書類作成などの手続きを代行し、負担を軽減します。オリエンテーションやトレーニングも代行し、日本の暮らしや就労になじめるようサポートします。
また、「FiTE」には、クライアント企業が日本語検索で容易にサーチをかけられる機能を実装予定で、言語の壁を解消できる点が最大の特徴。エンジニア登録については、エンジニア自身の他、現地エージェントを介しての登録も可能で、その際、登録者情報の身元やキャリアの正確性を担保するため、パキスタン国内で使用されているマイナンバーカードの登録を義務付けます。
有力大学と連携、登録者数の安定化を目指す
同社は「FiTE」について、事業の中核となるパキスタン出身エンジニアの登録状況の安定化を、パキスタン支店と同国の有力大学との連携により実現していきたい考えで、年間約2万人のエンジニアの主な供給源となっている大学に対して、卒業生への「FiTE」の告知や登録案内を依頼していく予定です。
また、パキスタン国内の大手人材エージェント企業と業務提携を締結しており、優秀な人材の登録を見込んでいる他、パキスタン支店を通じて、現地駐在スタッフとエンジニアが直接面談できる環境も整備しています。
エンジニアの紹介先候補となる上場企業へのアプローチについては、同社役員陣が持つネットワークを活用し、定期的な情報交換を通じて、企業の状況やニーズを把握することができるとしています。
今後の成長に向けて
(1)採用ハードルを下げるべく、パキスタンの各大学で日本語教育プログラム化を推進
グローバル人材の日本行きを支援している国内大手人材紹介エージェント企業と提携し、「FiTE」への登録エンジニアの充実を図ります。また、日本語教育振興に携わっている団体の支援を背景に、パキスタンの各大学に対する日本語教育のプログラム化を推進します。
(2)バングラデシュなど周辺国への「FiTE」事業の横展開
将来的に、日系企業へのIT人材紹介事業をパキスタン以外の国にも応用していく計画です。まずは、バングラデシュなどパキスタン周辺国を視野に入れています。
(3)将来的なEXITはIPOを想定
(出典:FUNDINNO)
(4)2030年、年間IT人材紹介人数約1000人を計画
(出典:FUNDINNO)
株主構成
プロファウンドヴィジョンでは、事業会社、エンジェル投資家より出資を受けています。
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・Branding Engineer <7352> [東証G]
・i-plug <4177> [東証G]
・ハウテレビジョン <7064> [東証G]
・アトラエ <6194> [東証P]
・ギークス <7060> [東証P]
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
プロファウンドヴィジョン株式会社
東京都世田谷区用賀一丁目13番19-206号
資本金:8,680,000円(2022年3月22日現在)
発行済株式総数:516株(同)
発行可能株式総数:4,000株
設立日:2021年4月30日
決算日:3月31日
※2022年6月19日を効力発生日として、発行可能株式総数の変更を、また、2022年7月10日を効力発生日として、株式分割に伴う発行済株式総数の変更を実施しており、登記完了後の発行済株式総数は10,320株、発行可能株式総数は80,000株となる。
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 塩原信夫
代表取締役 イクバルマリ子
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 4,000株
■募集株式の払込金額
1株あたり 10,000円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1,000万円を以下の目的に充てる予定
開発費 780万円
手数料 220万円
・上限応募額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額3,000万円(目標募集額1,000万円と上限応募額4,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定
開発費 640万円
広告宣伝費 700万円
営業人件費 1,000万円
手数料 660万円
■投資金額のコース及び株数
100,000円コース(10株)
200,000円コース(20株)
300,000円コース(30株)
400,000円コース(40株)
500,000円コース(50株)
■申込期間
2022年8月17日~2022年8月23日
■目標募集額
10,000,000円(上限応募額 40,000,000円)
■払込期日
2022年9月15日
■連絡先
プロファウンドヴィジョン株式会社
電話番号:03-6634-8441
メールアドレス:info@profoundvision.jp
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
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