１６日の米株式市場の概況、消費関連株が堅調でＮＹダウは５日続伸
１６日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比２３９．５７ドル高の３万４１５２．０１ドルと５日続伸した。
この日決算発表を行ったウォルマート<WMT>とホーム・デポ<HD>の業績は好調で両銘柄が買われたことを受け、消費関連株を中心に買いが入りＮＹダウは上昇した。ただ、ハイテク株は軟調でナスダック指数は下落した。消費関連のコストコ・ホールセール<COST>やターゲット<TGT>、ロウズ・カンパニーズ<LOW>が高く、ウォルト・ディズニー<DIS>やナイキ<NKE>、ビザ<V>が値を上げた。アマゾン<AMZN>も買われ、JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>など銀行株もしっかり。半面、アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、メタ・プラットフォームズ<META>（旧フェイスブック）が安く、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>など半導体関連株が軟調。原油価格の下落を受けエクソン・モービル<XOM>やシェブロン<CVX>が値を下げた。
ナスダック総合株価指数は、２５．５０４ポイント安の１万３１０２．５４９と３日ぶりに反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が７億９９５６万株だった。