ダウ平均は6日ぶり反落 ターゲットの決算嫌気 午後のFOMC議事録に警戒も=米国株序盤
NY株式17日(NY時間10:00)
ダウ平均 33974.99(-177.02 -0.52%)
ナスダック 12980.89(-121.66 -0.93%)
CME日経平均先物 29000(大証終比:-190 -0.66%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は6日ぶりに反落して始まっている。取引開始前に発表になったターゲット<TGT>の決算を嫌気しているほか、IT・ハイテク株など成長株が午後のFOMC議事録を前にした米国債利回り上昇により圧力を受けている。
ターゲットは、インフレに苦しむ顧客が一般消費財の支出を抑制したことや在庫適正化から90%の減益となった。前日のウォルマート<WMT>やホームデポ<HD>とは対照的な内容。
取引開始前に7月の米小売売上高が発表になっていたが、ガソリン価格の下落が圧迫し、前月比で横ばいとなった。ただ、個人消費は堅調で、米経済はすでに景気後退しているという懸念を和らげる可能性がある。
市場からは、「上値へのブレークを試みるよりも、ボラティリティの高まりを予想している。インフレが本当に鈍化しているのか確認する必要があり、今週の小売企業の決算はインフレがピークに達したという事実を確認する内容ではない」とのコメントも聞かれた。
ターゲット<TGT> 177.49(-2.70 -1.50%)
アップル<AAPL> 174.20(+1.17 +0.68%)
マイクロソフト<MSFT> 291.96(-0.13 -0.04%)
アマゾン<AMZN> 142.28(-2.50 -1.73%)
アルファベットC<GOOG> 121.75(-0.76 -0.62%)
テスラ<TSLA> 912.40(-7.29 -0.79%)
メタ・プラットフォームズ<META> 176.47(-3.00 -1.67%)
AMD<AMD> 97.80(-2.40 -2.40%)
エヌビディア<NVDA> 184.55(-4.25 -2.25%)
ツイッター<TWTR> 44.06(-0.35 -0.78%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美