NY為替:米国金利の先高観後退せず、ドル続伸

通貨
2022年8月18日 6時42分

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円50銭まで上昇後、134円80銭まで反落し、135円07銭で引けた。

米7月自動車やガソリンを除いた小売売上高や国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車・建材・給油・食品を除いた小売売上高が予想を上回ったほか、タカ派連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を織り込み金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。そののち発表された議事要旨で、FRB高官が追加利上げの必要性を再表明したと当時に、引き締め過ぎを警戒、さらに、いずれ利上げペースを減速することを認識していることが言及されたため金利の上昇に伴うドル買いが後退した。

ユーロ・ドルは1.0146ドルへ下落後、1.0203ドルまで反発し、1.0177ドルで引けた。欧州連合(EU)統計局がユーロ圏の4-6月期国内総生産(GDP)を下方修正しユーロ売りが優勢となったのち、ユーロ・クロス絡みの買いが支援したほか、FOMC議事要旨を受けたドル売りに反発。ユーロ・円は137円15銭へ弱含んだのち137円88銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2095ドルまで強含んだのち、1.2028ドルまで反落した。ドル・スイスは0.9544フランまで上昇後、0.9498フランまで反落。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.