カーバイド堅調、空中ディスプレー技術が三菱電機エンジ製品に採用されていることが明らかに
日本カーバイド工業<4064>が堅調に推移している。同社はきょう、三菱電機エンジニアリング(東京都千代田区)が7月20日に発売した空中タッチディスプレー「AX-101TW」に自社の技術が採用されていることを明らかにしており、これが買い手掛かりとなっているようだ。
今回採用されているカーバイドの空中ディスプレー技術は、反射材(リフレクター)を用いて再帰反射方式で空中に映像を再表示させるもの。なお、三菱電機エンジニアリングは今後、製品の小型化及び高輝度化に向けた研究・開発を進めるとともに、空中タッチパネルモニター製品のラインアップ拡充を目指すとしている。