25日の株式相場見通し=6日ぶり反発か、米株横にらみに買い戻し

市況
2022年8月25日 8時00分

25日の東京株式市場は、主力株をはじめ広範囲に買い戻される展開が予想され、日経平均株価は6日ぶりに反発しそうだ。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って上昇した。ここ米株市場ではインフレ高進を背景としたFRBによる金融引き締め懸念が再燃するなか、大きく下値を探る展開を続けていたが、目先値ごろ感からの買い戻しが優勢となった。ただ、きょうから3日間の日程で開催されるジャクソンホール会議を控え、上値を積極的に買い進む動きは見られず、上げ幅は限られた。米長期金利が再び上昇傾向を強めていることは警戒材料で、26日のパウエルFRB議長の講演内容を見極めたいとの思惑が相場の上値を重くしている。東京市場でも足もと様子見気分が強いものの、日経平均は前日までの5営業日で900円あまりの下落をみせており、きょうは自律反発局面に向かう可能性が高そうだ。2万8000円台半ばへのリバウンドが視野に入る。取引時間中は米株価指数先物の動向を横にらみに不安定な動きとなることも考えられる。

24日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比59ドル64セント高の3万2969ドル23セントと4日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同50.227ポイント高の1万2431.528だった。

日程面では、きょうは7月の企業向けサービス価格指数、7月の外食売上高など。海外では韓国中銀による政策金利発表、8月の独Ifo企業景況感指数、ECB理事会の議事要旨(7月開催分)、4~6月期米実質GDP改定値、ジャクソンホール会議(~27日)など。

出所:MINKABU PRESS

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