アジア株 上海株は上値重い、電力不足による景気下押し懸念、重慶市は計画停電を無期限で延長へ
アジア株 上海株は上値重い、電力不足による景気下押し懸念、重慶市は計画停電を無期限で延長へ
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 19268.74(台風のため午前の取引は中止)
中国上海総合指数 3223.26(+8.06 +0.25%)
台湾加権指数 15225.98(+156.79 +1.04%)
韓国総合株価指数 2469.74(+22.29 +0.91%)
豪ASX200指数 7050.50(+52.38 +0.75%)
アジア株は軒並み上昇、きのうの米株高を受け買い優勢で始まった。
上海株は0.25%高、きのう約2週間半ぶり安値をつけたことから値ごろ感による買い戻しが優勢。また、景気支援策への期待感も広がっている。中国国務院は19項目の政策パッケージを準備したと明かした。ただ、電力供給制限による景気下押し懸念が一段と高まっており、上値は重い。電力不足を受け、重慶市は工場に対する計画停電を無期限で延長することを決定した。従来は24日までの予定だった。四川省ではデパートなど大型商業施設の営業時間が短縮されている。
香港市場は台風警報「シグナル8」のため午前は取引を停止、午後から取引を開始する。
香港では感染が再び拡大している。24日の新規感染者数は7884人と、3月下旬以降で最多を記録。香港衛生当局は医療体制がひっ迫すれば、ソーシャルディスタンス規制を再び厳格化する可能性もあると明かした。