【クラウドファンディング】動画制作クラウドソーシングサービスのVIDWEB、8月28日募集開始
動画制作のクラウドソーシングサービス「VIDWEB(ビッドウェブ)」を運営する株式会社VIDWEB(東京都渋谷区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは8月28日10時開始を予定しています。
・ | 普通株式型 |
・ | 目標募集額1501万4560円、上限応募額6005万8240円 |
・ | エンジェル出資実績あり |
・ | エンジェル税制あり、優遇措置B |
Jストリーム
「動画」の可能性を追求する
同社によると、「VIDWEB」は企業とクリエイターをつなぐだけでなく、企業とクリエイターの間に経験豊富なプロデューサーを配置することで、クライアント企業のニーズを正確に把握し、制作スケジュールの管理や納品物のクオリティー担保までサポートすることが可能。クリエイターは事前選考で、スキルのある人のみが登録でき、また、世界各国のクリエイターが登録しています。海外で撮影を行う場合、現地在住のクリエイターが撮影を行うため、ビザ取得で多くの時間を使う必要がなく、渡航費などの追加コストも削減でき、安価、かつ短期間に映像制作を行うことができます。
現在、毎月約30?60件の制作案件が動いており、2022年7月末時点で、1544人のクリエイターが登録し、1140人がすぐに稼働できる体制に。2021年7月期の売り上げ実績は約2.5億円(4期目は約2.2億円の見込み)で、2022年7月期中から、新規顧客の獲得に力を入れ始めており、2023年7月期以降も同様の施策を継続し、2028年には約13億円の売り上げを計画しています。同社は「まずは国内での基盤を強化し、2025年ごろに、アジア圏を拠点とした海外進出を本格化させていきたい」としています。
映像制作については、
(1)企業の所在地から遠方のロケ地で撮影を行う場合、映像制作企業の制作チームが現地に赴いて取材や撮影を行うため、コストが膨らみ、制作期間も長くなる
(2)コストを抑えるためにフリーの映像クリエイターに依頼すると、企業の担当者が自ら、発注先と制作物のイメージのすり合わせや価格交渉などを行う必要があり、コミュニケーションコストが高くなる
(3)制作スケジュールの管理や納品物のクオリティー担保が難しい
などの課題があり、同社はさまざまなコストと制作期間を圧縮することで、多くの企業で映像を活用しやすくなる環境をつくるべく挑戦するとともに、「動画の持つ可能性を追求し、社会経済の成長に貢献し続ける」ことをミッションとし、クリエイターがしっかりと収益を受け取れる仕組みも作りたいと考えています。
強みは「BtoB企業のPR動画」
同社の「海外人材」については、現在、全クリエイターの約3割を占め、欧米のほか、パキスタンや南アフリカ、シンガポールなど約50カ国をロケ地として映像を制作。また、クリエイターの情報は独自のシステムで管理をしており、スキルや得意ジャンル、単価などにより検索可能で、企業のニーズに合わせて、ふさわしいクリエイターが見つけられるといいます。
同社が強みとして挙げるのが「BtoB企業のPR動画制作」で、専門性や技術力の高いものを分かりやすく、コンテンツに落とし込む企画・制作力に関して、「さまざまなスキルを活用しながら、分かりやすい動画を安価に制作できる」としています。
なお、今後は展示会への出展とウェブマーケティングの強化で顧客を獲得しつつ、SNSでのスカウトにより、クリエイターの募集も強化していくということです。
今後の成長に向けて
(1)海外クライアントからの案件受注。ノウハウを生かした「映像制作のオンラインスクール」も構想
同社代表が15年以上にわたり、グローバル市場で事業を行ってきた知見を生かして、3年後には海外クライアントからの案件受注の本格化を目指します。具体的にはアジア圏への進出からスタートする計画です。アジアでの活動が軌道に乗れば、北米や欧州での展開も目指します。また、「VIDWEB」のノウハウを生かした事業展開として、「映像制作のオンラインスクール」の開校も検討しています。
(2)将来的なEXITはIPOを想定
(3)2028年までに、年間1600件以上の動画制作件数を計画
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・UUUM <3990> [東証G]
・ANYCOLOR <5032> [東証G]
・アジャイルメディア・ネットワーク <6573> [東証G]
・Jストリーム <4308> [東証G]
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社VIDWEB
東京都渋谷区神宮前二丁目18番19号theFolksBYIOQ4E
資本金:10,000,000円(2022年6月28日現在)
発行済株式総数:617,143株(同)
発行可能株式総数:2,400,000株
設立日:2018年9月6日
決算日:7月31日
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 山畑達也
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 66,880株
■募集株式の払込金額
1株あたり 898円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1,501万円を以下の目的に充てる予定
広告宣伝費 700万円
新規人件費 471万円
手数料 330万円
・上限応募額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額4,504万円(目標募集額1,501万円と上限応募額6,005万円との差額)を以下の目的に充てる予定
広告宣伝費 1,800万円
新規人件費 1,713万円
手数料 990万円
■投資金額のコース及び株数
98,780円コース(110株)
197,560円コース(220株)
296,340円コース(330株)
395,120円コース(440株)
493,900円コース(550株)
■申込期間
2022年8月28日~9月1日
■目標募集額
15,014,560円(上限応募額 60,058,240円)
■払込期日
2022年9月28日
■連絡先
株式会社VIDWEB
電話番号:03-6384-5275
メールアドレス:info@vidweb.co.jp
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
▼<創業3年で売上約2.5億円を達成>世界中の映像クリエイターをネットワーク化した動画制作&マーケティング総合プロデュース「VIDWEB」
株探ニュース