話題株ピックアップ【昼刊】:ホシザキ、SBG、ソニーG

注目
2022年8月26日 11時43分

■ホシザキ <6465>  4,210円  +165 円 (+4.1%)  11:30現在

ホシザキ<6465>は5日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は25日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げた。目標株価は4850円から5500円に引き上げた。国内・海外で販売拡大と価格転嫁の進展で業績拡大が続く可能性が高まったとして、レーティングを引き上げた。19年12月期から21年12月期は不祥事や新型コロナによる販売伸び悩み、供給制約やインフレの影響で業績低迷が続いたが、これらの問題解消が進んだ結果、23年12月期からは成長企業に回帰する可能性が高まった、とみている。22年12月期の連結営業利益は前期比16.3%増の290億円(会社計画265億円)、23年12月期の同利益は380億円を見込んでいる。

■東京きらぼし <7173>  2,362円  +63 円 (+2.7%)  11:30現在

東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>が3日続伸。グループ会社のUI銀行が小田急電鉄<9007>、本の要約サービスを手掛けるフライヤー(東京都千代田区)と共同で新たな取り組みを開始すると発表しており、今後の展開への期待が高まっているようだ。UI銀行が運営するオウンドメディア「UI未来Base」とフライヤーの要約作品を、小田急ロマンスカー車内用コンテンツとして提供する。提供期間は9月から1年間の予定。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,733円  +95 円 (+1.7%)  11:30現在

ソフトバンクグループ<9984>が買い優勢で始まり3日続伸、25日移動平均線を足場に上げ足を強めている。前日の米国株市場では米長期金利の低下を背景にハイテク株が幅広く買い戻され、ナスダック総合株価指数は続伸した。同指数はここ下落基調にあったが週央を境に下げ止まる動きをみせ、投資家のセンチメントも改善の方向をたどっている。また、そうしたなか前日はソフトバンクGが出資する中国電子商取引最大手のアリババ集団<BABA>が8%高と値を飛ばしており、これもポジティブ材料と捉えられている。ソフトバンクGは株式需給面も改善している。信用取組はここ売り残が増加する一方で買い残が減少傾向にあり、日証金も売り長状態が続いていることで買い戻しによる浮揚力が働きやすい。

■スターマイカ <2975>  1,651円  +25 円 (+1.5%)  11:30現在

スター・マイカ・ホールディングス<2975>が続伸している。25日の取引終了後、8月31日付で224万1190株(発行済み株数の11.6%)の自社株を消却すると発表しており、これが好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は1700万株となる。

■NSD <9759>  2,482円  +34 円 (+1.4%)  11:30現在

NSD<9759>は続伸。25日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を106万株(発行済み株数の1.36%)、または25億円としており、取得期間は8月26日から10月7日まで。あわせて、9月28日付で300万株(同3.33%)の自社株を消却すると発表した。消却後の発行済み株数は8700万株となる予定だ。株主還元の一環として実施するとしている。

■ソニーグループ <6758>  11,520円  +125 円 (+1.1%)  11:30現在

ソニーグループ<6758>は寄り付きから大口の買いが入り戻り足を鮮明としている。日経平均株価に連動する形で今月下旬以降調整色を強めたが、目先25日移動平均線をサポートラインに切り返す動きをみせている。同社は25日、米国を除いた日本、欧州、中国などで家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)5」を値上げすることを発表した。国内では9月15日から5500円引き上げ6万478円(希望小売価格)とする。価格改定による収益上乗せが見込まれるとの思惑が投資資金を誘導している。

■ジャフコ グループ <8595>  2,010円  -176 円 (-8.1%)  11:30現在  東証プライム 下落率2位

ジャフコ グループ<8595>が急落。25日に提出された「変更報告書」で旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスなどの共同保有分を含めた保有株式比率が11.87%から10.75%に低下したことが明らかになった。この日は、これを嫌気する売りが膨らんでいる。

■DyDo <2590>  4,920円  -25 円 (-0.5%)  11:30現在

ダイドーグループホールディングス<2590>が反落している。25日の取引終了後に発表した8月度(7月21日~8月20日)の国内飲料事業の販売状況で、販売本数が前年同月比1.6%減と2カ月ぶりに前年割れとなったことが嫌気されている。流通チャネルはコーヒー飲料、その他飲料ともに2ケタ増となったが、自販機チャネルがコーヒー飲料、その他飲料ともに減少したことが響いた。

■アルテック <9972>  333円  +44 円 (+15.2%)  11:30現在

アルテック<9972>が急反騰し年初来高値を更新している。25日の取引終了後、22年11月期の期末一括配当予想を3円から9円(前期3円)へ増額修正したことに加えて、9月15日付で420万1596株(発行済み株数の21.71%)の自社株を消却すると発表したことが好感されている。なお、消却後の発行済み株数は1515万3000株となる予定だ。

■テリロジー <3356>  380円  +49 円 (+14.8%)  11:30現在

テリロジー<3356>が急騰。同社はセキュリティー関連などを中心に情報関連機器の輸入販売を主力業務としているが、25日取引終了後、電子機器商社の兼松エレクトロニクス<8096>と資本・業務提携することを発表しており、これが株価を強く刺激する形となった。兼松エレクを割当先とする85万5700株の第三者割当増資(発行価格は383円)を行い、業務面ではセキュリティー事業を中心にした取引拡大や次世代事業開発などで連携する。これに伴う業容拡大への期待が投資資金を呼び込んでいる。

■イワキ <6237>  1,204円  +115 円 (+10.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位

イワキポンプ<6237>が3連騰し年初来高値を更新している。25日の取引終了後、持ち分法適用関連会社である香港IPH社及び中国IPS社に関して、株式及び持ち分を取得し連結子会社化すると発表しており、これが好材料視されている。今回の2社の連結子会社化は、社会インフラの質の向上や環境改善に対するニーズが強まりつつある中国市場において、一層の事業拡大を図ることが狙い。取得総額は25億1400万円。なお、23年3月期業績への影響は現在精査中としている。

■アルー <7043>  961円  +91 円 (+10.5%) 一時ストップ高   11:30現在

アルー<7043>が3日続伸している。25日の取引終了後、東京学芸大学と教育者研修プラットフォームの開発及び運営体制の整備に関して連携協定を締結したと発表しており、これが好材料視されている。今回の連携協定締結は、教員が学び続けるための教育者研修プラットフォームの開発と運営体制の整備を進めるのが狙い。アルーの社員が東京学芸大学の先端教育人材育成推進機構教育者研修プラットフォーム開発ユニットの研究に参加するほか、プラットフォームの開発・運営体制整備を推進するとしている。

■キムラユニティー <9368>  822円  +40 円 (+5.1%)  11:30現在

キムラユニティー<9368>は高い。25日の取引終了後に自己株取得を実施すると発表しており、これが好感されているようだ。取得上限は150万株(発行済み株数の6.37%)、または11億7300万円。26日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で買い付ける。

■シンクロ・フード <3963>  451円  +21 円 (+4.9%)  11:30現在

シンクロ・フード<3963>が大幅続伸している。25日の取引終了後、同社が運営する移動販売車プラットフォームの「モビマル」が三井住友海上火災保険(東京都千代田区)と包括連携協定を締結したと発表しており、これが好材料視されている。今回の包括連携協定締結は、三井住友海上や自治体と連携を図ることで、移動販売などを活用したSDGs推進活動や地域産業の振興・支援、移動販売事業者の事業継続支援などを実施するのが狙いとしている。

●ストップ高銘柄

TORICO <7138>  1,904円  +400 円 (+26.6%) ストップ高   11:30現在

ネポン <7985>  2,633円  +500 円 (+23.4%) ストップ高   11:30現在

ソレキア <9867>  8,750円  +1,500 円 (+20.7%) ストップ高   11:30現在

など、3銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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