株価指数先物【昼のコメント】 売り一巡後は2万8000円を固める動き、NTショートの利食いに伴うリバランスも

市況
2022年8月31日 12時20分

日経225先物は11時30分時点、前日比170円安の2万8030円(-0.60%)前後で推移。寄り付きは2万7890円とシカゴ日経平均先物(2万7925円)を下回り、売り先行で始まった。寄り付き直後に2万7870円まで売られたものの、ナイトセッションでつけた安値(2万7850円)を下回らなかったため、ショートカバーを交えての押し目拾いの動きとなった。前場終盤にかけては2万8100円まで下落幅を縮める場面も見られたが、5日、25日移動平均線に接近する局面では戻り待ちの売りも意識されやすく、次第に2万8000円を挟んでの狭いレンジ推移となった。

日経225先物はナイトセッションでつけた安値を割り込まなかったことで、短期筋のショートカバーが優勢となったようだ。また、グローベックスの米株先物では小幅ながらも主要な指数先物がプラス圏で推移していることも、押し目待ち狙いのロングに向かわせている面があろう。ただし、2万8000円を固める動きはセンチメント改善につながりそうだが、5日、25日線突破を仕掛けてくる動きは期待しづらく、オプション権利行使の2万8000円~2万8125円のレンジ推移になりそうだ。

なお、NT倍率は14.31倍に低下した。前日の安値である14.28倍をつけた後は、75日線を支持線とした底堅さが見られており、NTショートの利食いに伴うリバランスのほか、押し目狙いでのNTロングも入りやすいタイミングである。

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