３１日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は２８０ドル安と４日続落
３１日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比２８０．４４ドル安の３万１５１０．４３ドルと４日続落した。
米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）による金融政策引き締めが長期化することを引き続き警戒する売りが優勢となった。メスター・クリーブランド連銀総裁が「２０２３年中の利下げはない」と発言したことも売り要因となった。米長期金利の上昇を受け、ハイテク株などが値を下げた。アップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>が安く、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>など半導体関連株が売られた。ホーム・デポ<HD>やナイキ<NKE>、マクドナルド<MCD>が軟調だった。半面、メタ・プラットフォームズ<META>（旧フェイスブック）やネットフリックス<NFLX>が高く、ペイパルHD<PYPL>、ショッピファイA<SHOP>が値を上げた。ブリストル-マイヤーズ・スクイブ<BMY>やファースト・ソーラー<FSLR>がしっかり。
ナスダック総合株価指数は、６６．９３３ポイント安の１万１８１６．２０３と４日続落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１２億４１８３万株だった。