外為サマリー:一時1ドル139円60銭近辺まで上昇、24年ぶり高値を更新

通貨
2022年9月1日 10時22分

1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=139円47銭前後と前日の午後5時時点に比べ90銭弱のドル高・円安となっている。

8月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円96銭前後と前日に比べて20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。一時138円45銭まで押される場面もあったが、米長期金利の上昇に支えられ切り返した。

東京市場に入ってからも米金利の先高観を背景としたドル買いが継続。ドル円相場は7月中旬につけた約24年ぶりの高値139円38銭を上抜け、午前9時20分ごろには139円59銭をつける場面があった。クリーブランド連銀のメスター総裁が31日の講演で「来年初頭までに政策金利を4%超の水準に引き上げ、その水準を維持する必要がある」と述べるなど、足もとで米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派発言が相次いでいることから、FRBによる積極的な金融引き締めが長期化するとの見方が一段と強まっているようだ。一方、欧州中央銀行(ECB)の大幅利上げ観測からユーロの買いも目立っている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0024ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=139円80銭前後と同1円20銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.