東京株式(前引け)=大幅続落、先物主導でリスクオフ加速

市況
2022年9月1日 11時50分

1日前引けの日経平均株価は前営業日比418円39銭安の2万7673円14銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は5億3857万株、売買代金概算は1兆3186億円。値上がり銘柄数は216、対して値下がり銘柄数は1573、変わらずは47銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場はリスク回避の売りが一気に強まる展開となった。前日の米国株市場ではFRBによる金融引き締めが長期化するとの見方が引き続き重荷となり、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに4日続落と下値模索の動きを強めた。東京市場でもこれを引き継いで主力株を中心に売り優勢となり、先物主導で日経平均の下げ幅は一時480円以上に達する場面もあった。外国為替市場では1ドル=139円台後半までドル高・円安が進んだが、全体相場の下支え効果には乏しかった。プライム市場の86%の銘柄が下落した。

個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が下げたほか、ファーストリテイリング<9983>も大きく下値を探った。日本郵船<9101>、商船三井<9104>も軟調。日本電産<6594>も安い。ACCESS<4813>が急落、ラクーンホールディングス<3031>、BEENOS<3328>も大幅安。半面、日本製鉄<5401>が堅調、積水ハウス<1928>は大きく買われた。菱洋エレクトロ<8068>は急騰で値上がり率トップに。KADOKAWA<9468>、ODKソリューションズ<3839>も大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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