ファイブビロウが冴えない決算も株価上昇 「トリプル・ダブル戦略」が印象的=米国株個別

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2022年9月1日 23時03分

ディスカウントストアのファイブビロウ<FIVE>が前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、1株利益、売上高とも予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期の既存店売上高は予想以上の減収を見込み、売上高、1株利益も下方修正した。

ただ、冴えない決算ではあったものの株価は上昇。アナリストは「今回の結果には失望しつつも驚きはない。長期的なストーリーはそのまま残っている」と述べていた。

特に2030年までに店舗数を現在の3倍の3500店舗以上への拡大や、売上高と1株利益を2025年末までに2倍にする「トリプル・ダブル戦略」が印象的だとしている。

(5-7月・第2四半期)

・既存店売上高:-5.8%(予想:-4.7%)

・1株利益(調整後):0.74ドル(予想:0.82ドル)

・売上高:6.69億ドル(予想:6.83億ドル)

・店舗数:1252店(予想:1255店)

(8-10月・第3四半期見通し)

・既存店売上高:-7~-9%(予想:-5.4%)

・1株利益(調整後):0.08~0.19ドル(予想:0.30ドル)

・売上高:6.00~6.19億ドル(予想:6.36億ドル)

(通期見通し)

・既存店売上高:-3~-5%(予想:-2.1%)

・1株利益(調整後):4.26~4.56ドル(従来:4.85~5.24ドル)(予想:4.98ドル)

・売上高:29.7~30.2億ドル(従来:30.4~31.2億ドル)(予想:31.0億ドル)

(NY時間09:48)

ファイブ・ビロウ<FIVE> 135.61(+7.73 +6.04%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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