更なるボラティリティを考慮し、バリュー株にポジションを傾けるべきとの指摘も=米国株

市況
2022年9月2日 4時11分

NY株式1日(NY時間15:00)

ダウ平均   31526.58(+16.15 +0.05%)

ナスダック   11691.49(-124.71 -1.06%)

CME日経平均先物 27685(大証終比:+55 +0.20%)

NY時間の終盤に入って、米株式市場は下げを取り戻す動きが活発化しており、ダウ平均はプラスに転じている。このところの急落で値ごろ感の出ている銘柄に押し目買いが出ているほか、医薬品や消費関連などディフェンシブセクターに買いが見られ、指数をサポートしている。

ただ、市場の9月相場への警戒感は高まっている。一部からは、株式市場は更なるボラティリティの高まりが予想され、バリュー株にポジションを傾けるべきとの指摘も出ている。

投資家は中央銀行の引き締め継続の意思を過小評価しており、それは金曜日に始まった株式市場の急落にも表れている。FRBは年末までにさらに1.00%ポイントの利上げを行うと見ており、インフレが期待通りに減速しない場合は、更に引き上げるリスクもあるという。

金利上昇は長期化する可能性が高く、基本シナリオでは、来年にかけてさらなる変動、企業業績の下方修正、予想以上の債務不履行率を想定。そのような中、株式は選択的アプローチを推奨し、バリューやクオリティ・インカム、ディフェンシブへのエクスポージャーの傾斜が好ましいとしている。

アップル<AAPL> 156.80(-0.42 -0.27%)

マイクロソフト<MSFT> 258.06(-3.41 -1.30%)

アマゾン<AMZN> 126.29(-0.48 -0.38%)

アルファベットC<GOOG> 109.63(+0.48 +0.44%)

テスラ<TSLA> 273.49(-2.12 -0.77%)

メタ・プラットフォームズ<META> 163.51(+0.58 +0.36%)

AMD<AMD> 81.18(-3.69 -4.35%)

エヌビディア<NVDA> 137.58(-13.37 -8.85%)

ツイッター<TWTR> 38.62(-0.13 -0.34%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.