東京為替:ドル・円は強含み、24年ぶり140円台
2日午前の東京市場でドル・円は強含み、139円後半から140円前半に水準を切り上げた。前日海外市場の流れを引き継ぎ、日米金利差を意識した取引を背景にドル高・円安に振れやすい地合いに。140円台は1998年以来24年ぶりで、大台を維持できるか注目される。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は139円87銭から140円26銭、ユーロ・円は139円26銭から139円48銭、ユーロ・ドルは0.9943ドルから0.9964ドル。
【要人発言】
・中国人民銀行当局者
「洪水のような大規模な刺激策は投入しない」
・鈴木財務相
「市場動向を高い緊張感で注視したい」
「最近の為替変動はやや大きくなっている印象」
「ファンダメンタルズに沿って安定的に推移することが望ましい」
「各国当局と緊密に連携しつつ、必要に応じて適切な対応をとる」
【経済指標】
・日・8月マネタリーベース:前年比+0,4%(7月:+2.8%)
《TY》