東京株式(前引け)=小反発、欧州株安も目先自律反発の動き

市況
2022年9月6日 11時50分

6日前引けの日経平均株価は前営業日比5円35銭高の2万7624円96銭とわずかながら反発。前場のプライム市場の売買高概算は4億2499万株、売買代金概算は1兆1136億円。値上がり銘柄数は880、値下がり銘柄数は846、変わらずは111銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯のなか、日経平均株価は前日終値近辺で右往左往する展開となった。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難のなかも、欧州株市場は総じて軟調でドイツなど主要国の株価指数が大きく下げたことから、朝方は売り先行した。しかし、その後は押し目買いやショートカバーが入り、全体相場は下げ渋る展開に。今週8日にECB理事会の金融政策発表やパウエルFRB議長の討論会出席などを控えており、買い手控えムードが強いものの、下値を売り叩くような動きも見られなかった。結局日経平均は小反発での前引けとなったが、上値の重さも改めて意識された。

個別ではレーザーテック<6920>が朝安後に切り返し、東京エレクトロン<8035>も高い。ダブル・スコープ<6619>も商い高水準で株価を上昇させている。ファーストリテイリング<9983>も堅調。アイスタイル<3660>が急騰、トーホー<8142>も値を飛ばした。日本ハウスホールディングス<1873>、エムアップホールディングス<3661>の上げ足も目立つ。半面、オリエンタルランド<4661>が売られ、SMC<6273>も下落、メルカリ<4385>の下げも顕著。オイシックス・ラ・大地<3182>が急落したほか、KLab<3656>も大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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