本日注目すべき【好決算】銘柄 アイル、ハウテレ (7日大引け後 発表分)
7日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
アイル <3854> [東証P] ★今期経常は14%増で5期連続最高益、2円増配へ
◆22年7月期の連結経常利益は前の期比14.3%増の21.2億円で着地。続く23年7月期も前期比14.4%増の24.2億円に伸び、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力パッケージソフト「アラジンオフィス」の業種別機能強化をはじめ、複数ネットショップ一元管理「CROSS MALL」、ポイント一元管理「CROSS POINT」などWeb商材の製品力を強化する方針。
同時に、前期の年間配当を17円→18円(前の期は17円)に増額し、今期も前期比2円増の20円に増配する計画とした。
併せて、25年7月期に経常利益36.2億円を目指す中期経営計画を発表。
ハウテレ <7064> [東証G] ★上期経常が黒字浮上で着地
◆23年1月期上期(2-7月)の経常損益(非連結)は2億2500万円の黒字(前年同期は300万円の赤字)に浮上して着地。主力の新卒学生向け就職情報サイト「外資就活ドットコム」の高成長が続いたほか、若手社会人向けサービス「Liiga」の取引企業数も伸び、35.9%の大幅増収を達成したことが寄与。継続的なコストコントロールなども利益改善につながった。
通期計画の2億8000万円に対する進捗率は80.4%に達しており、業績上振れが期待される。
株探ニュース