クシム---大幅続伸、Skeb Coinが海外大手暗号資産取引所OKXに上場

材料
2022年9月9日 10時24分

暗号資産(仮想通貨)「Skeb Coin(SKEB)」が、9月8日17時に時海外暗号資産取引所OKX(オーケーエックス)に上場した。Skeb Coin(スケブコイン)はクリエイターコミッションサービス「Skeb(スケブ)」運営の国内企業スケブが発行しており、OKXは出来高世界2位の大手暗号資産交換所である。

スケブ社は、Skeb Coinのオファリング方式を暗号資産交換所ZaifのIEOから「DAO Maker」でのIDOへと方針を変更していた。オファリングに係るDAO Maker との条件交渉等や今回の上場に係るOKXとの条件交渉についてはクシム<2345>の連結子会社であるチューリンガムが担当した。

8月30日に開催されたクシムのスケブコイン説明会では、初動の盛り上がりが期待できそうなベンチマークの1つの例としてStep App(FITFI)が挙げられていた。FITFIは、トークンセール価格で0.0049ドル、上場初日の終値はトークンセール価格から約50倍の0.24ドルに、上場初日の出来高は200万ドル、翌日は3500万ドルとなった。1週間かけて初日終値から約3倍の最高値0.73ドルをつけた後、下落する展開となった。なお、FITFIは、Huobi Global、OKX、Bybit、Kucoinなど様々な取引所に上場しているが、BinanceやFTXには上場していない。

さて、9月8日17時にOKXで上場したSkeb Coinは0.0032USDTで初値をつけた。その後は約3倍の0.01USDTで高値を付け、9日9時時点で0.0079USDTで取引されている。ベンチマークとなるFITFIと比較するとやや盛り上がりに欠けるが、今後の動きに注目していきたい。そのほか、将来的にスケブコインがFITFI同様の複数の取引所、主要なBinanceやFTXなどにも取り扱われると更なる盛り上がりが期待できそうだ。

暗号資産を発行するプロジェクトは多いが、ユーザーを多数抱えてるなかで急成長しているサービスの母体がトークンを発行するプロジェクトは、国内でも初の事例となった。同サービスのトークンを出来高世界2位の大手暗号資産交換所に上場させたクシム及びチューリンガムは、今後もweb3時代のフロントランナーとしてより注目が集まるだろう。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.