ガーラがカイ気配、韓国子会社がLGユープラスなどとメタバース事業に係る業務提携で基本合意
ガーラ<4777>がカイ気配となっている。午前10時30分ごろ、韓国子会社のガーラ・ラボが、韓国大手電気通信事業者であるLGユープラス社(ソウル市)及び同国でクラウド事業を行うメガゾーン社(同)とメタバースキャンパスプラットフォーム事業に係る業務提携基本合意書を締結したと発表しており、これが好材料視されている。
今回の提携は、メタスクール事業を新たな事業として開始することが狙い。メタスクール事業は、メタバースプラットフォームによる仮想キャンパスを開発・構築し、大学、高等学校、中学校、小学校などの各教育機関に、コミュニティーや学校業務などの付加的な業務の提供の場として提供する事業。たとえば空間的制約がないメタバースによる仮想空間を生かして、大学入試説明会、新入生キャンパスツアーや留学生訪問ツアーをメタバースで行い、参加者はアバターになって参加することで、直接体験に近づいた疑似体験ができるようになるという。このうち、ガーラ・ラボはメタバースプラットフォームの開発を担当する。なお、同件が23年3月期業績に与える影響は現在精査中としている。