来週の為替相場見通し=米8月CPIなど注視

通貨
2022年9月9日 18時31分

来週の外国為替市場のドル円相場は、米8月消費者物価指数(CPI)などを注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=141円50~143円80銭。

米8月CPIは13日に発表される。市場には7月の前年同月比8.5%上昇に対して、8月は同8.1%上昇となるとの予想が出ている。同コア指数は前月の5.9%上昇に対して6.1%上昇とも予想されている。7月CPIは市場で好感され、相場の上昇要因となっただけに、8月CPIの結果に対する関心が高まっている。また、15日に発表される米8月小売売上高も注目されそうだ。更に、14日の米8月生産者物価指数(PPI)や15日のニューヨーク連銀製造業景気指数、16日の米9月ミシガン大学消費者マインド指数なども材料視されそうだ。国内では、15日に8月貿易統計が発表される。日銀の黒田総裁は9日に岸田首相と会談し、「為替の急激な変動は好ましくない」と発言したと伝わったこともあり、為替は円高に振れた。引き続き、日本の金融当局者からの発言なども関心を集めそうだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.