個人投資家・有限亭玉介:秋相場は不安定?業績堅調な銘柄に絞る!注目中の個別株【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2022年9月10日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2022年9月5日11時に執筆

米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」の後、NYダウは1008ドル安となり一気にムードが変わったようにも思えます。日本株でも市場の不安感は高まっているようですが、地合いが悪い中でも底堅い銘柄を選んでいきたいですねぇ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

8月26日のジャクソンホール会議後、日本市場では週明けの月曜の29日に日経平均が800円超えの下落となり、節目の28000円を割りました。翌日に反発して28000円台に回復するも、9月の1日・2日は終日27000円台での推移となっています。

確かに売り圧力が強まっている印象はありますが、業種や銘柄によって影響には差があるようです。そのあたりの銘柄選定を誤らなければ、地合いが悪い相場も乗り切る事もできるでしょう。インフレが落ち着くまでは、FRBの発言に振り回される相場は続きますので9月20日・21日にFOMCが開かれる事を頭に入れておきましょう。

9月はまさに、一難去ってまた一難という相場になるかもしれません。それでもグロース株&バリュー株ともに思惑のある銘柄への物色は底堅いと考えております。外部環境に振り回されてパフォーマンスが落ちる期間もあると思われますが、過度なリスクを取らずに着実に歩を進めて行きたいところです。

中古車買取り専門店「アップル」を展開するアップルインターナショナル<2788>は、8月5日の上方修正を機に窓を開け動意しました。海外中古車輸出事業が想定を上回り、業績寄与しております。PER・PBRが割安水準で、年初来高値を更新したチャート(日足)はどこまで切り上げるか監視中です。

ハウスウェディング事業を全国に展開するT&Gニーズ<4331>は、婚礼事業の案件数増加により業績が拡大しております。コロナ禍での不況を抜けて、客単価の向上も見られるようです。コロナ以前の株価水準を目指したいところですな。

半導体検査用ソケット大手の山一電機<6941>は、8月5日の好決算に加えて上方修正を発表しました。直近の地合いが悪い中でも高値圏をキープしております。供給不足が続いている半導体の需要を受けて、9月中も25日線を上回って推移できるか…。監視を強めております。

パチンコ・パチスロなど遊技機の販売企画を手掛けるフィールズ<2767>は、直近の決算は赤字ながらも織り込み済みでアク抜けとして買われました。子会社の円谷プロの代表作であるウルトラマン関連が好調で、投資家に好感されているようです。

二次電池温度検知用センサーを手掛けている大泉製作所<6618>は、8月31日にトヨタ自動車が最大7300億円を投じて日米で電池の増産を行う方針を発表した事で、思惑から買われました。円安による為替差益も追い風となっています。

最後はステンレス鋼の専門商社であるUEX<9888>です。5月のこちらの記事でご紹介すると、決算後に見事に上昇しております。直近では「伊藤忠商事と産業ガス世界大手の仏エア・リキードは年中無休の水素ステーションを全国展開する」と日経新聞が報じると、水素ステーション向け複合容器蓄圧器を手掛ける同社にも思惑買いが入りました。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.