ハナツアーJ、ベルトラなど買い人気鮮明、水際規制撤廃の思惑で上げ足加速
HANATOUR JAPAN<6561>が大幅高で3連騰、13.6%高の1775円まで駆け上がった。インバウンド専門の旅行会社で団体客を対象とする手配業務のほかバスやホテル運営なども行っており、政府による新型コロナウイルスの水際対策緩和で関連有力株としてマーケットの注目を集めている。
政府は今月に入って1日当たりの入国者の上限を従来の2万人から5万人に引き上げたが、直近では10月までをメドに上限を撤廃する調整に入ったことが伝わり、インバウンド関連銘柄に追い風となった。株式需給面では東証信用残や日証金、更に貸株調達による空売りが観測され、買い戻しを誘発している。きょうは国内及び世界150カ国の現地体験ツアー予約サイトを運営するベルトラ<7048>も大幅高に買われている。