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話題株ピックアップ【昼刊】:日医工、三越伊勢丹、東エレク

注目
2022年9月12日 11時37分

■日医工 <4541>  440円  +70 円 (+18.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ

日医工<4541>が続急伸している。10日付の読売新聞オンラインで、「日医工の経営再建を巡り、医薬品メーカー1社と投資ファンド6社の計7社が支援の意向を示していることが9日、わかった」と報じられており、これが好材料視されている。同社は今年5月に事業再生ADR手続きを申請し再建に取り組んでおり、今後、支援企業の選定などが進められる。

■オハラ <5218>  1,540円  +183 円 (+13.5%)  11:30現在

9日に決算を発表。「今期経常を22%上方修正」が好感された。

オハラ <5218> [東証S] が9月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の26.6億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の27億円→33億円(前期は17.3億円)に22.2%上方修正し、増益率が55.8%増→90.4%増に拡大する見通しとなった。

⇒⇒オハラの詳しい業績推移表を見る

■日本駐車場開発 <2353>  184円  +18 円 (+10.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位

日本駐車場開発<2353>が急動意、6月6日の年初来高値を更新し180円台に歩を進めている。同社は月極駐車場を国内および海外で手掛けるほか、子会社を通じてスキー場やテーマパークなどにも展開する。足もとの業績は絶好調で、前週末9日取引終了後に発表した22年7月期は営業利益が前の期比40%増の45億8200万円と急拡大しピーク利益を更新した。駐車場やテーマパーク事業が過去最高水準の利益を達成し、スキー場も回復色が顕著となった。23年7月期営業利益も前期比24%増の57億円と大幅な伸びを見込んでいる。株主還元にも前向きで毎期増配を続けていることも同社の特長。今期も前期実績に25銭上乗せの5円25銭を計画している。加えて発行済み株式数の1.25%相当の400万株、5億円を上限に自社株買いを実施することも併せて発表、これを好感する買いを呼び込んだ。

■シーイーシー <9692>  1,441円  +130 円 (+9.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位

9日に決算を発表。「5-7月期(2Q)経常は26%増益、今期配当を5円増額修正」が好感された。

シーイーシー <9692> [東証P] が9月9日大引け後(15:00)に決算を発表。23年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比11.6%減の19.8億円に減り、通期計画の45.4億円に対する進捗率は43.8%にとどまり、5年平均の49.7%も下回った。同時に、今期の年間配当を従来計画の40円→45円(前期は40円)に増額修正した。

⇒⇒シーイーシーの詳しい業績推移表を見る

■カネカ <4118>  4,010円  +185 円 (+4.8%)  11:30現在

カネカ<4118>が大幅高で4日続伸し、年初来高値を更新している。前週末9日の取引終了後、上限を230万株(発行済み株数の3.42%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されている。取得期間は22年9月12日から23年3月24日までで、株主還元及び資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。

■三越伊勢丹 <3099>  1,240円  +49 円 (+4.1%)  11:30現在

三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>、J.フロント リテイリング<3086>など百貨店株の上昇が加速している。木原官房副長官が11日のフジテレビの番組で、新型コロナウイルスの水際対策について入国者数の上限撤廃に意欲を示した。また、訪日観光客の個人旅行解禁やビザ免除を検討していく方針もあわせて明らかにしており、これを受けてインバウンド需要復活への期待感から関連銘柄が幅広く物色される展開となっている。百貨店株のほか、マツキヨココカラ&カンパニー<3088>をはじめとするドラッグストア関連株、資生堂<4911>やコーセー<4922>などの化粧品関連株が買われている。

■北の達人 <2930>  257円  +10 円 (+4.1%)  11:30現在

北の達人コーポレーション<2930>が3連騰、低位株物色人気に乗って上げ足に弾みがついてきた。化粧品や健康食品のネット販売を主力とするが、これらの製品を自社企画し、製造をアウトソーシングするビジネスモデルが特徴となっている。水際対策の緩和でインバウンド需要を見込み、実店舗を有するリアル消費関連株への買いが目立つが、eコマース関連株にも恩恵は及ぶ。特に同社は小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品で一躍注目を浴びたが、外国人の入国規制撤廃となれば、屋外でのマスクの利用頻度も中期的には減少する傾向が予想され、収益機会の拡大につながる。また、株式需給妙味もあり、外資系証券などによる貸株調達の空売りが観測されやすい銘柄で、目先はその買い戻しによる踏み上げ相場の流れも意識されている。

■イー・ガーディアン <6050>  3,030円  +81 円 (+2.8%)  11:30現在

イー・ガーディアン<6050>はマドを開けて買われ、75日移動平均線と合わせ25日移動平均線も一気にブレークする強さをみせている。ネット上の多岐にわたるセキュリティーニーズにワンストップで対応が可能な総合ネットセキュリティー企業として業績はここ10年間にわたり高成長路線をひた走る。メタバースやNFT関連分野への進出にも意欲を示し、同分野のスタートアップと連携して需要開拓を進めている。22年9月期営業利益は21億7000万円(前期比10%増)予想と好調だが、第3四半期時点の進捗率から一段と上振れの公算が大きいとみられている。

■東京エレクトロン <8035>  43,720円  +790 円 (+1.8%)  11:30現在

東京エレクトロン<8035>が3日続伸で底値圏離脱の兆し。4万3000円台後半まで水準を戻してきた。前週末の米国株市場では長期金利の上昇一服を受け、半導体関連株に幅広く買いが広がった。半導体製造装置世界トップのアプライド・マテリアルズ<AMAT>が3%近い上昇を示したほか、エヌビディア<NVDA>やインテル<INTC>なども買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は大幅に3日続伸と戻り足を鮮明としている。これを受けて、東京市場でも同社株など半導体主力株はリスクを取る動きが活発化している。

■ローソン <2651>  4,770円  +55 円 (+1.2%)  11:30現在

ローソン<2651>が5日続伸している。前週末9日の取引終了後、連結子会社である成城石井(横浜市西区)が東京証券取引所へ上場申請を行ったと発表しており、これが好材料視されている。なお、上場の可否や上場時期などは未確定としている。

■ポールHD <3657>  960円  -77 円 (-7.4%)  11:30現在  東証プライム 下落率2位

9日に決算を発表。「今期最終を一転20%減益に下方修正」が嫌気された。

ポールトゥウィンホールディングス <3657> [東証P] が9月9日大引け後(15:30)に決算を発表。23年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結最終利益は前年同期比82.3%減の1.6億円に大きく落ち込み、従来予想の7.1億円を下回って着地。併せて、通期の同利益を従来予想の24.2億円→18億円(前期は22.4億円)に25.9%下方修正し、一転して19.7%減益見通しとなった。

⇒⇒ポールHDの詳しい業績推移表を見る

■鈴与シンワート <9360>  1,740円  +300 円 (+20.8%) ストップ高   11:30現在

鈴与シンワート<9360>がストップ高の1740円に買われている。11日付の日本経済新聞朝刊で、「政府は給与をデジタルマネーで受け取る制度を2023年4月にも解禁する方向で最終調整する」と報じられており、電子給与明細ソリューションを手掛ける同社に思惑的な買いが入っているようだ。同じく電子給与明細ソリューションを手掛けるエフアンドエム<4771>や給与計算ソフトを手掛けるマネーフォワード<3994>なども買われている。

■gumi <3903>  946円  +150 円 (+18.8%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率2位

gumi<3903>がストップ高の946円に買われている。前週末9日の取引終了後、第1四半期(5~7月)連結決算を発表しており、売上高42億8000万円(前年同期比17.3%増)、営業利益1億6300万円(前年同期5億9600万円の赤字)、最終損益5億7000万円の赤字(同15億9300万円の赤字)と営業損益が黒字に転換して着地した。モバイルオンラインゲーム事業で前期に配信を開始した「乃木坂的フラクタル」及び「ラグナドール 妖しき皇帝と終焉の夜叉姫」が増収に貢献したほか、開発・運用体制の適正化により人件費及び外注費が減少したことが営業損益の黒字化につながった。また、複数の有力チェーンにおけるノード運営及びブロックチェーンコンテンツの開発・提供にかかる収益寄与でメタバース事業が黒字転換した。なお、23年4月期通期業績予想は適正かつ合理的な数値の算出が困難であるとして非開示としている。

■HEROZ <4382>  999円  +150 円 (+17.7%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率3位

9日に発表した「バリオセキュアと資本業務提携」が買い材料。

持ち分法適用関連会社のバリオセキュア <4494> [東証S]と資本業務提携。第三者割当増資を引き受けバリオを連結子会社化する。

■鎌倉新書 <6184>  736円  +100 円 (+15.7%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率5位

鎌倉新書<6184>がストップ高の736円水準でカイ気配となっている。前週末9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(2~7月)連結決算が、売上高23億2400万円(前年同期比29.7%増)、営業利益3億1100万円(同13.6%増)、純利益1億8700万円(同1.7%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。お墓や葬儀、仏壇の既存事業が2ケタ成長に回帰したほか、新規事業の相続、介護、官民協働事業が大きく伸長した。特に相続事業に関しては顧客起点でのマーケティング施策が功を奏し、収益化を果たした。なお、23年1月期通期業績予想は、売上高50億円(前期比30.7%増)、営業利益6億4000万円(同20.1%増)、純利益4億3000万円(同19.1%増)の従来見通しを据え置いている。

●ストップ高銘柄

さいか屋 <8254>  362円  +80 円 (+28.4%) ストップ高   11:30現在

エクサウィザーズ <4259>  524円  +80 円 (+18.0%) ストップ高買い気配   11:30現在

スーパーバッグ <3945>  1,050円  +150 円 (+16.7%) ストップ高   11:30現在

など、7銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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