株価指数先物【昼のコメント】 25日線を上回って推移、後場はこう着も押し目狙いのロングに
日経225先物は11時30分時点、前日比310円高の2万8310円(+1.11%)前後で推移。寄り付きは2万8250円と、シカゴ日経平均先物(2万8195円)を上回る格好から、ギャップアップで始まった。前場半ばにかけて上げ幅を広げ、一時2万8400円まで買われる場面も見られた。買い一巡後は2万8210円まで上げ幅を縮めたものの、ナイトセッションの終値水準は割り込まずに底堅さが意識されるなか、2万8260円辺りに位置する25日移動平均線を上回って推移している。
日経225先物は25日線が支持線として機能しつつあり、同線を上回っている局面では、短期筋のショートは入りづらい。一方、押し目狙いのロングについては、エントリータイミングの可能性が意識されやすいだろう。前場の段階で2万8400円まで買われた後の2万8210円までの調整によって、ロング、ショートともに短期のトレードは一巡していると見られる。後場は25日線辺りでの底堅さを見極めつつ、押し目狙いのロングに向かわせそうだ。
株探ニュース