アムジェンが下落 ブリストルの「ドゥクラバチニブ」承認で「オテズラ」への懸念=米国株個
医薬品のアムジェン<AMGN>が下落。ブリストル・マイヤーズスクイブ<BMY>がFDAから、同社の「ドゥクラバチニブ」が中等度から重度の乾せん治療薬として、薬品のラベルへのブラックボックス警告(枠囲み警告)なしの承認を受けたと発表した。これにより、競合薬のアムジェンの「オテズラ」から市場シェアを奪うと指摘されている。
また、同社は抗がん剤「ルマケラス(一般名ソトラシブ)」の第3フェーズ臨床試験(コードブレイク200試験)の詳細な結果を発表した。アナリストからは、生ぬるい結果との評価も聞かれ、ブリストルの「ドゥクラバチニブ」の承認も含めて、同社にとって潜在的な逆風と評した。
(NY時間10:06)
アムジェン<AMGN> 239.65(-8.05 -3.25%)
ブリストル<BMY> 73.90(+3.74 +5.33%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美