NY外為:ドル軟化、米8月の期待インフレ率が大幅低下=NY連銀

通貨
2022年9月13日 0時48分

NY連銀が発表した最新調査で8月の期待インフレ率は1年が5.7%と、7月6.2%から低下した。また、5年は2%と、7月の2.3%から低下。ガソリン、食品、賃貸など広範にわたり将来の価格期待値が大幅に低下しており、消費者は将来の世帯の金融状況を巡り楽観的な見方を強め始めた。

住宅価格の期待値は+2.1%と、7月+3.5%から伸びが鈍化し2020年7月以降ほぼ1年ぶりで最低の伸びにとどまった。4月の6%ほぼ3分の1。

期待インフレ率の低下で、FRBの積極的な利上げ観測が緩和し、国債相場も反発。米10年債利回りは3.31%から3.28%へ低下した。ドル買いも後退し、ドル・円は142円80銭付近から142円40銭まで反落した。ユーロ・ドルは1.0125-30ドルでもみ合いとなった。ポンド・ドルは1.1710ドルまで上昇し高止まり。

《KY》

提供:フィスコ

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