ダックホーンが下落 アナリストが23年度のガイダンスが失望的になる可能性を警告=米国株個別
ワインメーカーのダックホーン・ポートフォリオ<NAPA>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を従来の24ドルから19ドルに引き下げた。
2023年度のガイダンスが失望的になる可能性を警告している。同社は2022年度のアプローチと同様に、1桁台半ばの売上高の伸びを見込むと見ているが、コンセンサスの8.5%は下回るという。また、投資拡大により、EBITDAはコンセンサスを下回る可能性も指摘した。
同社は引き続き業界を凌駕しているが、高級ワイン市場は減速している模様で、シェア拡大も鈍化している。同社のコア消費者はインフレ圧力の影響をそれほど受けない層だが、負の富の効果と金利上昇が利益率の高い超高級ワインへの需要を減退させる可能性があるとしている。なお、9月28日に5-7月期(第4四半期)の決算を発表する予定。
(NY時間14:15)
ダックホーン<NAPA> 15.42(-1.44 -8.54%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美