株価指数先物【昼のコメント】 75日線水準までの調整を経て、後場は下げ渋りを見せる可能性も

市況
2022年9月16日 12時08分

日経225先物は11時30分時点、前日比330円安の2万7350円(-1.19%)前後で推移。寄り付きは2万7370円と、シカゴ日経平均先物(2万7480円)を下回ってのギャップスタートとなった。現物の取引開始直後には2万7420円まで下げ幅を縮める場面も見られたものの、前場半ばにかけて売りが強まり、一時2万7290円まで下げ幅を広げた。売り一巡後は若干ながら下げ渋る動きにより、2万7350円辺りでこう着。

朝方はグローベックスの米株先物の弱い動きも加わり、買いが入りづらい需給状況のなかで下げ幅を広げた格好である。ただし、75日移動平均線水準まで調整したことによって、後場は下げ渋りを見せてくる可能性がありそうだ。3連休を控えてポジションをニュートラルに戻す動きにより、ショートカバーが入りやすい半面、リバウンド狙いのロングが限定的のなか、戻りの弱さが意識される。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.36倍に下げ、一時14.23倍と9月1日につけた安値14.24倍を下回った。ボトム形成が意識されてリバランスの動きにより、後場はややNTロングに向かわせそうだ。なお、現物のNT倍率は14.21倍まで低下し、直近安値の14.25倍を大きく下回った。相対的に現物の弱さが目立っており、日経平均型の裁定解消(先物買い・現物売り)が断続的に入っていたようである。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.