東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金利先高観で
20日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、142円台に下げた後は143円前半に戻した。米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ期待から長期金利は下げづらく、引き続きドル買いに振れやすい。また、日経平均株価の強含みで、円売りが主要通貨を支える。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円96銭から143円34銭、ユーロ・円は143円43銭から143円78銭、ユーロ・ドルは1.0022ドルから1.0050ドル。
【金融政策】
・中国人民銀行:1年物ローンプライムレートを3.65%に据え置き(予想通り)
【要人発言】
・豪準備銀行(議事要旨)
「将来の利上げ幅や時期は雇用やインフレのデータ次第」
「政策金利の水準が上がるにつれ、利上げ速度を緩やかにする根拠が強まりつつある」
【経済指標】
・日・8月消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+2.8%(予想:+2.7%、7月:+2.4%)
《TY》