ダウ平均は小幅安 前日のFOMCを受けて景気後退への懸念をさらに強める=米国株序盤

市況
2022年9月22日 23時49分

NY株式22日(NY時間10:34)

ダウ平均   30099.60(-84.18 -0.27%)

ナスダック   11105.77(-114.42 -1.00%)

CME日経平均先物 26755(大証終比:-275 -1.03%)

きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅安で推移している。FRBが前日のFOMCでタカ派色を更に鮮明にしたことで、株式市場は売りが強まった。年内は11月と12月にあと2回のFOMCが予定されているが、前日のFOMCメンバーの金利見通しからすると、どちらかで0.75%の大幅利上げが実施される可能性を示唆している。

政策金利を年内にあと計1.25%引き上げ、4.25-4.50%までの引き上げが予想される。それ以降、来年の追加利上げも示唆される中、株式市場は景気後退への懸念をさらに強めている。前日のパウエルFRB議長の会見でもその可能性を否定していなかった。議長は「利上げのプロセスが労働、住宅市場にとって痛みを伴わないものではない」と述べていた。

市場からは、「この長期的な金利上昇路線はハードランディングの可能性を大きく高める。タカ派的というよりも、明確な悪材料だ」といった声や、「今後数週間で6月安値を完全に再テストする」といった声も聞かれた。

米国債利回りの急上昇が続く中で、半導体を中心にIT・ハイテク株が下落しているほか、銀行、産業も下落。一方、エネルギーや医薬品は買戻しも出ている。

アップル<AAPL> 152.44(-1.28 -0.83%)

マイクロソフト<MSFT> 239.97(+1.02 +0.43%)

アマゾン<AMZN> 117.06(-1.48 -1.25%)

アルファベットC<GOOG> 100.56(+0.55 +0.55%)

テスラ<TSLA> 293.09(-7.71 -2.56%)

メタ・プラットフォームズ<META> 142.29(+0.17 +0.12%)

AMD<AMD> 72.29(-2.19 -2.94%)

エヌビディア<NVDA> 127.81(-4.80 -3.62%)

ツイッター<TWTR> 41.67(+0.40 +0.96%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.