AMDが4日続落 アナリストが目標株価引き下げ=米国株個別

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2022年9月23日 23時01分

AMD<AMD>が4日続落。半導体関連への売りが続く中で、同社株も下げが続いている。きょうはアナリストの目標株価の引き下げが伝わっていた。従来の102ドルから95ドルに引き下げている。

PCの最終市場とゲーム用GPUの需要悪化など、顧客サイドの業況悪化を理由に挙げている。ただ、競合のインテル<INTC>の次世代データセンターCPU「サファイア・ラピッズ」の遅延は、同社の強力な市場シェア拡大を促進する可能性があるとも述べている。

同アナリストはチップ業界について、「広範な在庫調整により、最終的にほぼすべての企業に打撃を与える。マクロ環境の減速は、短期的なファンダメンタルズにはまだ影響していないが、2023年には影響を及ぼす」という。

また、「逆風が発生している企業の業績はすでにコンセンサス予想を下回っているが、それでも底打ちのシグナルではない。在庫調整が一段落するには長い時間がかかるため、半導体企業の7-9月期の決算発表はやや複雑なものになるはずだ」とも述べた。

(NY時間09:47)

AMD<AMD> 68.28(-1.22 -1.76%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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