アジア株 中国本土株堅調、その他も買い目立つ
東京時間18:07現在
香港ハンセン指数 17860.31（+5.17 +0.03%）
中国上海総合指数 3093.86（+42.64 +1.40%）
台湾加権指数 13826.59（+48.40 +0.35%）
韓国総合株価指数 2223.86（+2.92 +0.13%）
豪ＡＳＸ２００指数 6496.16（+26.75 +0.41%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種 57264.56（+119.34 +0.21%）
２７日のアジア株は総じてしっかり。午前中は下げが目立った香港ハンセン指数が、米株先物時間外取引の堅調な動きや、中国本土株の上昇などを受けて買い戻しが入りプラス圏を回復して引けた。中国本土株はハイテクなどを中心に大きく買われている。ＮＺやシンガポールなど一部はマイナス圏。
中国上海総合指数は大きく反発。ヘルスケア、生活必需品、情報技術などに買いが目立った。個別株では時価総額が他社に比べてかなり大きい酒造会社の貴州茅壷酒が上昇寄与度トップ。免税品販売の中国旅游集団なども強い。医薬品のジャンスーハンルイ、漢方薬の片仔コウなども買われた。
香港ハンセン指数は午前中売りが目立ったが、その後買い戻しが入った。昨日大きく買われたカジノ・リゾート経営のサンズ・チャイナやギャラクシーエンターテインメントは堅調地合いを維持。火鍋チェーンのハリディオが大幅高。海運のオリエント・オーバーシーズも買われた。電動工具などのテクトロニック・インダストリー、商業用不動産のリンク・リアルエステートなどが軟調。
豪ＡＳＸ２００指数は素材やエネルギーの上昇を受けて反発。鉱山会社のＢＨＰグループ、リオティントが堅調。鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループは５％を超える大幅高に。不動産会社グッドマン・グループが軟調。金融株も売りが目立ち、主要商業銀行のマッコーリー、ウェストパックなどがマイナス圏。ヘルスケアのラムゼーヘルスケアが大幅安。