M&A総研が一時7%高と急反発、国内有力証券は新規「A」でカバレッジ開始
M&A総合研究所<9552>が急反発。株価は一時、前日に比べ7%高に買われた。岩井コスモ証券は28日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は5500円に設定した。同社は人工知能(AI)・デジタルトランスフォーメーション(DX)を駆使したM&A仲介事業を展開。今年6月に東証グロース市場に新規上場している。第3四半期(21年10月~22年6月)の単独営業利益は前年同期比6.2倍の16億8000万円で着地。M&Aアドバイザー(譲渡企業担当者)1人当たり売上高の増加や平均成約期間の短縮化により、高い利益率を維持した。22年9月通期の業績予想は、同利益を12億7100万円から17億4000万円(前期比3.1倍)に上方修正した。同証券では18億円への一段の増額を予想している。M&A市場は今後、更に活発化する見通しであり、同社の快進撃は当分の間続くとみている。