米住宅ローン金利が2007年以来の高水準に=米国株個別
FRBがタカ派姿勢を継続し、米国債利回りも上昇が続く中で、米住宅ローン金利が2007年以来の高水準に達している。フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の発表によると、30年物固定金利は平均6.70%と、前週の6.29%から上昇した。今週4%に達する場面もあった米10年債利回りに沿う形でローン金利は上昇しており、急速に冷え込む住宅市場を一層引き締めている。フレディマックは「金融市場の不透明感とボラティリティーが住宅ローン金利に大きく影響している」と指摘した。
住宅関連株も軟調な動きが続いているものの、住宅ローンや住宅関連指標が示すほどの警戒感はまだ高まっていない印象。
(NY時間11:22)
KBホーム<KBH> 26.03(-0.96 -3.56%)
レナー<LEN> 75.57(-1.91 -2.47%)
DRホートン<DHI> 69.39(-1.94 -2.72%)
ホーム・デポ<HD> 276.44(-5.75 -2.04%)
ロウズ<LOW> 191.43(-3.10 -1.59%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美