マイクロンが決算受け時間外で下落 第1四半期は赤字の可能性も見込む=米国株個別

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2022年9月30日 5時28分

マイクロン・テクノロジー<MU>が引け後に6-8月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。ただ、株価は時間外で下落。第1四半期の1株損益の見通しが予想外に弱く、赤字の可能性も見込んでいるほか、粗利益率の見通しも予想を大きく下回った。売上高見通しも予想を大きく下回っている。

声明では「前年比で50%近いウエハ工場への設備投資削減など、供給増加を抑制するために断固たる措置をとり、メモリとストレージの長期需要を生かすために、このダウンサイクルから好位置で脱出できると考えている」と述べた。

(6-8月・第4四半期)

・1株利益(調整後):1.45ドル(予想:1.37ドル)

・売上高:66.4億ドル(予想:68.0億ドル)

・粗利益率(調整後):40.3%(予想:39.7%)

・営業キャッシュフロー:37.8億ドル(予想:36.7億ドル)

(9-11月・第1四半期見通し)

・1株損益(調整後):-0.06~+0.14ドル(予想:0.87ドル)

・売上高:40~45億ドル(予想:60.2億ドル)

・粗利益率(調整後):24~28%(予想:33.6%)

(NY時間16:18)時間外

マイクロン<MU> 49.24(-1.76 -3.45%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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